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画廊主の日記がさぼりがち。荒川展がオープンし、講演会も無事終了したら気が抜けてしばらく何もやる気が起きませんでした。受験そして卒業制作展の時期ですね!昨日は、新美術館で五美大展も始まったせいか画廊めぐりの若い人から作家の方や地方の学芸員の人も来廊、雑誌の取材なども重なりバタバタしました。荒川修作やネオダダについて全く知識の無い方も来るので、画廊に入ってぎょっとしている人を見かけます。かなり呆然として、そのまま去る人とか。これが養老天命反転地や三鷹天命反転住宅を作った人とは結びつかないようです。
確かに、予備知識なく来た人は小さな画廊に置かれた3つの棺桶状の箱に収められた立体は、異様に映るかも しれません。しかし50年代の終わり頃、読売アンデパンダン展などに出品された作品は、大型のオブジェが多く、荒川修作に限らず、身体の器官を思わせるもの、洗濯バサミが一面についてる画面とか、今見ても信じられないぐらい奇抜で実験的な作品や、ハプニングと呼ばれたパフォーマンスなども不気味なものが多かったんです! 今回ここに展示されている3点は、荒川の初期の代表的な棺桶型の作品の中でも最大級のものですし、修復は時間をかけ慎重に行われました。箱や本体がほぼ当時のままに残る歴史的な発見ともいうべき作品群です。こんなに間近にお目にかかれるチャンスは2度とないかも。是非じっくりとご高覧を!!! 画像は 荒川修作「オパーリン博士の祈り」1958-59年 268x50x21cm
by artunlimited
| 2008-02-23 14:51
| 画廊主の日記
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